2025年10月25日土曜日

「今を味わう──過去の料理を味わい続けない生き方」

 

テーブルに並ぶ料理を前に考え込む男性のイラスト。過去を反芻する心情を表し、「今を味わう──過去の料理を味わい続けない生き方」という日本語タイトルが描かれている。

牛ってのは、一度食べた食物を胃の中から再度口の中に戻し、

(ある意味虹色の・・・)それを再度もぐもぐするらしい。


でも、人間はそんなことをする必要はなく、

目の前の料理の味をしっかり味わうことができる。


でも、心となると別。


過ぎ去った、過去の出来事を、どんなマズかった料理であっても、

今目の前に美味しそうな料理があるにもかかわらず、

それを無視して、過去の料理の味を味わい続けて

苦い顔をして生きることがある。


こうして目の前にある美味しい料理であっても、

過去の頭の中の不味い料理を味わい続け、

けっして口を付けることなく、その料理が鮮度を失うまで

過去を味わい続ける。


そして、過去の料理を堪能したあとに、

鮮度を失った目の前の料理に不平不満を述べることもできる。


どんな料理であれ、

本当に味わうことができるのは目の前にある料理だけ。


その料理の味を楽しむことが大切だと思う。



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