2025年12月29日月曜日

人生とオセロ

オセロは角を取られるといっきに全体が悪くなる。

人生も同じなのだろうか。

角を取られたからといって、人生全てが悪いものになるわけではないと思うけど、そう思えない人もいる。

角を取られることを恐れて
オセロそのものを楽しめない人は、オセロをしないほうがよいのだろうか。


人生における角は人それぞれ違う。


角を取るか取られるか、
はじめからわかっていれば
楽だろう。

人生なかなかそうはいかなそうだ。


人生とオセロは違うけど、
似ているところもあるのかな。

ふと頭に浮かんだだけ。

忘備録として
ここに残しておこうと思う。

2025年12月21日日曜日

永遠に続くもの

人は頭で考えて生きている。


だから、物事を自分の目と頭を通して、

ゆがんで理解することがある。


永遠に続くものはこの世には無い。

絶対に。

ダイヤモンドですら目には見えない程度で

今も劣化し続ける。


でも、自分の頭の中では永遠に続くものがあると信じる。


無いものをあると信じるのは自由。

他人に強要しないのであれば。


しかし、それを強要したくなる。

自分があると思えばあるとしか思えないから。


理解が得られなければと苦しむ。



永遠に続くものは無いのに、

それがあると信じる。

だから苦しくなる。


無いのだから、永遠に手に入らない。


入ったと思っても、心のどこかで無いと知っていて、

永遠を疑い続ける。

だから苦しい。


いずれにせよ、永遠を求めれば苦しい。


そうやって、遠い先にあると幻想を抱いている

「永遠に続くもの」を追い求め、

目の前にある幸せすら壊す。


そうやって、求めては壊す。

それを繰り返す。


と、頭でわかっていても、

やってしまうのが人間。

仕方が無いこと。


それが生きるということなのかもしれない。


お金があれば幸せ。

仕事でうまくいけば幸せ。


でも、それもきっと永遠には続かない。

もっと、もっと、もっと。

安心を得るために、もっと求め続ける。



そう考えてしまう人が悪いわけではない。

永遠に続くものを提供できない人、物、世の中が悪いわけではない。


何が悪いというわけでも無い。


ただ、そういうことが、生きていればある。

ただそれだけ。



永遠に続くと思われているものも、

壊れてみたらあっけない。


そして人は忘れる。

あっけなく忘れるのだろう。


そしていつもの日がやってくる。


悲しんでいても、壊れたものは戻らない。


あきらめる。

受け入れる。



いつか自分という存在も忘れ去られる。


俺も大切な何かを忘れる日が来るのだろうか。


そんなことは今はわからない。


ただ、今日を生きる。

その先に答えはあるのだろう。

2025年12月3日水曜日

ホーキング博士の名言

人生は、できることに集中することであり、

できないことを悔やむことではない。

ホーキング博士



あきらめる。明らめる。


自分ができないことを明らめて諦める。


限りある命だからこそ、

この言葉のように生きていきたいと思う。

2025年11月29日土曜日

自己肯定感を高めるとは?

自分の仕事には「 自己肯定感」って言葉を多用する傾向がある。


他の職業よりも頻繁に耳にする言葉だ。

頻繁に使うから、そこまで深く考えずとも使えてしまう言葉。


誰かに褒めてもらえば嬉しく、自己肯定感が高まる。

そう信じている人が多くいると思う。


でも、自己肯定感ってのは他人に高めてもらうものではなく、

自分で高めるしかないと思う。


もちろん、他人から褒めてもらって

自己肯定感は高まるような気がするのも事実。


でも、自己肯定感が高まったと思っている人も、

自分を冷静に観察してみたら、

高まったはずなのに

ふとしたきっかけで自己肯定感が高まったはずの自分

とは思えない行動をとっていることがある。


なぜか。


それは自己肯定感を高めるための土台となる自分が

ぐらついているから。


過去の自分の中にある「何か」がぐらついていたら、

結局、その上に何を積み上げようがぐらぐらで、

いつか崩れるかもしれない不安定な自己肯定感となる。


だから結局は遅かれ早かれ、

自分の中にある不安定な土台を見つめる必要が出て来る。


自分の中にある不安定な土台とは何か?


それは自分の奥底を見つめるしかない。

目をそらさず。


そうやって土台を安定させてからこそ

自己肯定感は真に高まっていく準備ができるような気がする。


安易な自己肯定感を積み上げても

いつか崩れるかもしれない。


この職業をしていて、他人を見つめているとそう思う。


自分の中にある不安定な何か。

それは自分しか知らない。

どうやって不安定を乗り越えるのか。

マニュアルがあるわけでも無い。


ただ、乗り越えようとする勇気が必要なこと、

これは確かなことだと思う。