自分の人生だから海外で暮らすことを決断することは自由です。
自分も若いころはそれを決意してタイに行きました。
ただ、今になってわかることもあります。
将来、家族ができ、子どもが生まれた時、
改めて、考えなければならないことがあるということを。
自分は日本人として世界でも類を見ない平和、便利さ、教育などを享受してきました。
自由に自転車で友だちのところに遊びに行くことは当たり前でした。
自由に幅広い選択肢の中から飲み物、食べ物を選ぶことができます。
好きな文房具も安く手に入ります。
コンビニ1つとっても、商品の種類は半端ないです。
カップラーメンの種類も、マックですら季節でどんどん商品が入れ替わり、
食べきれません。
でも、生まれた時から、それらを享受できないわが子の人生を
どう考えるか。
自分は好きで来ているけど、我が子は選んできたわけではありません。
日本の生活に憧れをもちながら、
時に開催されるJAPANフェスの範疇で
選択肢の少ない中で日本を楽しむだけに留まって生きる。
そのことをどう考えるのか。
海外で生きることが不幸なのか。
そうではありません。
でも、強がりで自己正当化する視点ではなく、
本当にわが子にとって、何が大切なのかを考えることが
親として大切だと思います。
若気の至り。
の年齢を越えたとき、
自由に伴った責任と直面することになります。
海外で生活することを安易に勧めることができないのは
このような理由もあります。
海外で生きる自由と責任。
そのことを考えるのは
早ければ早い方が良いのだと思います。
海外生活の道程で
家族をもつことになったとき、
改めて考えてほしいことです。
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