損得勘定ではなく、自分が何をやりたいのかで動く。

損得感情で動くと

本当にやりたいことから離れてしまうことがある。

自分は、公務員を退職して、

タイに住むことを決断しました。

いろいろな人に話をしている中、

損得をベースにしたアドバイスを

たくさんもらいました。

公務員という安定を捨てるのは

もったいない。

日本の保険から外れるのは

もったいない。

海外の医療費は高い。

日本なら公立、国立の学費は安い。

考えるといろいろな損得があります。

でも、大切にしたいことは、

自分が何をしたいのか？

ということです。

未来のことなんて

正確に予測できません。

損か得かなんて今の時点でわかるはずがない。

日本が安全でタイが危険。

日本が便利でタイが不便。

仕事が安定するか不安定か。

全て人それぞれ、時代、状況で変わります。

損か得かで未来を予測しても、

その通りになるなんて確定はないはずです。

それにも関わらず、

損か得かで動いてしまうと、

本当に自分がやりたいことから

かけ離れていくような気がしています。

自分で起業するという決断をしたとき、

損得勘定では動きませんでした。

安定した仕事で働く方が

金銭面では得なのかもしれません。

タイに来るときも同じで、

公務員でいる方が金銭的には得かもしれません。

でも、日本で働くことが安定だって確定は

本当にあるのでしょうか？

日本で勤めている会社が倒産しないなんて保証はない。

日本で自分が現役の間に大震災が無いとは言いきれない。

北朝鮮との関係だってきな臭いものがあります。

もちろん、何も起こらない可能性もある。

どっちなんだ？

と確定できないことを悩むのではなく、

自分は何をしたいのか？

ということが大切なんだと考えています。

人生は一度きりというのが、

自分で大切にしている根本理念です。

一度きりだからこそ、

やりたいことをやる。

損するかもしれないし、

得になるかもしれない。

そんなことは度外視で、

やりたいことをやる。

好きなことだから努力が苦にならない。

結果として、得する可能性が高い。

別に得する可能性が高いだけで
損するかもしれない。
そんなことは、神様じゃないんだから
知ったことじゃない。

自分が好きなことをやる。

きれいごとではなく、

損する覚悟も背負った上で、

自分の人生を生きる。

そんなことが大切なんじゃないかな

と思うのです。

昼さがりのトンローです。