2018年5月6日日曜日

失敗を恐れ「平均的な正解の生き方」を選んでいないか?


人生の失敗とか成功とかは人によって違っていて、
他人が成功だとか失敗だとか言うのは野暮な事です。


ただ、気になることは、
失敗を恐れ過ぎてしまうことです。


失敗を恐れると正解と言われる選択をしたくなります。


人生の正解なんて人によって違うものなのに、
正解というものを追い求める場合、
その正解は「一般的な正解」になってしまいます。


一般的な正解というのは、
日本人の生き方の最大公約数のようなものになってしまいます。


一度しかない人生において、
失敗をしたくないという気持ちがわくことは
けっして責められることではなく、
誰もが大小は別としてもっている心理だと思います。


ただ、最大公約数の生き方をする前に、
自分の1回だけしかない生き方について
腰を据えて考えてみたのか?
ということを若い人には考えてもらいたいです。


その選ぼうとしている正解って、
自分にとっても本当に正解なのか?
と一度考えてみることが大切だと思います。


別に正解だと納得できたなら進めばいいんです。
違うと思ったら違う道に行けばいいのです。


ただ、考えずに生きて良いのか?
とだけは問いてみたいところです。


生きていくのは確かに大変だから正解を求めることは
悪いことではありません。


でも、まだ見ぬ大変さを恐れるがあまり、
行動する前から「平均的なところ」
を目指してしまっていないか?


ということについてはちょっと立ち止まって考えてみることが
大切だと思います。


自分しかできないことをやろうなんて綺麗事だけでは
世の中は回らないのでしょう。
それでも、自分しかできないことってなんだろう?
と一度は自分の心に真剣に向き合って考えてみることは
悪いことではないはずです。


先が予想できない失敗したくない気持ちもあるのでしょうが、
先がわからないから楽しいとも言えるのではないでしょうか?


生きていることそのものが面白くなれば最高です。
誰かがつくったエンタメではなく、
自分の人生をエンタメにすることは最高です。


本当に自分と向き合って生きる。