2017年11月8日水曜日

接客業で客に土下座するマインドが生まれる理由

バンコクは涼しい日が続いています。
が、タイの人に言わせれば寒い日が続いています(^^;


最低気温24℃。
日本人からすれば
秋を感じさせる心地よい気温です。


が、タイ在住が長くなった自分にとっては、
タイ人がちょっと寒いと言いたくなる気持ちもわかります^_^;


昨日はトンローに行ってきましたが、
コンドミニアムや店も変わり、
しばらく見ない間に表情がガラッと変わりますね。


昔はここトンローにオフィスがありましたが、
引っ越しして良かったのかもしれません。
昔から渋滞がひどい通りなんですが、
益々ひどくなりそうな予感しかしないので


しかもドンキ・ホーテが
日本から進出するという情報も耳にしました。
駐車待ちで大渋滞になることでしょうね・・・


さて、
客に土下座させられる店員がニュースになっていました。


どうして客1人に対して、
人間としての誇りにかかわる土下座なんてしてしまうのだろう?
という疑問が沸いてきます。


悪いことがあったなら謝って、
適切に対処すればいいだけであって、
どうして土下座という誇りを捨てるような行為をするのだろう。


私の中では、土下座とはかなり屈辱的な行為で、
やるのであれば、何か家族の命が
引き換えになるレベルかな。


土下座してしまうには
それ相当な理由があったんでしょう。


もしかするとの仮定の話です。
軽く読み流してください。


子供の頃から、
自分の行動には自由がなくて、
権力に服従するのが当たり前
と錯覚し続けた結果なんじゃないかな?



学校に行けば、
教師という権力にずっと従って生きる。
これが子どもです。
家では親も権力です。


自分の周囲を見渡せば、
自分より上の権力だらけ。


先日ニュースでやっていましたが、
生まれつき髪が茶色でも
黒に染めてこい!という世界がリアルにあります。
漫画ではなく。


野球だって強制的にバリカンで頭を刈られるなんてことも
人工知能やらクローン技術という言葉が飛び交う現代にも関わらず
未だにあります。


上の人の命令には服従する。
という江戸時代のようなことが
今の日本の中にも根深く文化として
残ってしまっている


それだけでなく、
大人になっても服従マインドから
脱却できていないからなのかな
という感じがするんです。


その結果の一例として、
横柄な客に、強い態度で来られると
土下座マインドが出てしまう自分を
精神的に止められない。


お客さまは神様です。
なんて言葉だって、
一歩間違えたら、完全服従の精神に
繋がってしまいそうな気がします。


自分のプライドをもった生き方をする。


そのためには、
誰かに保護されることと引き換えに、
服従マインドで生きる状態から、
精神的に独立して生きるという
強いマインドが必要になります。


当然、強いマインドをもてば、
自分にあたる波風も強くなるでしょう。
おぼれる覚悟も必要です。


その覚悟がもてる人は
しっかりプライドをもって生きたらいいと思いますし、
自分はそう生きていきたいと思っています。


出来る限り波風なく、
誰かの保護の中でYESと言って生きる人がいても、
それはそれでよいのが世の中。


ただ、客に土下座をしている姿を見て、
寂しい気持ちになったのと、
自分ではありえないことなので、
少しだけ考えてみたわけです。


PS:TJブログで
ノートが雑なのに成績がのびる根っこの理由について書きました。
興味があれば⇒こちら