スターウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
を初めて通して観ました。
映画を見ながらも
40歳になると
自分と重ねる部分を見つけ、
自然と自分に得るものを探しながら見ている自分に気づきます。
この映画を見ていて私がどうしても
ここに書き記しておきたかったことがあります。
それは、師弟関係です。
ここではジェダイとシスの両方の師弟が登場していましたが、
ジェダイの方の師弟関係に
自分の境遇を重ねている自分に気づきました。
重ねる点は2つあります。
1つは父として。
もう1つは教師として。
40歳になる父親として、
私の立場はクワイ=ガン・ジンであるべきだ
という考えが浮かんできます。
父親として全てを託す相手は息子です。
娘に全て託すのは母親の役目だと考えています。
そこでまず自分に振り返るのは
そのクワイ=ガン・ジンの様な
師と成るに値する
存在になれているかということ。
40歳になり、自分の思想、考え方などが
若いころと比べて格段と成長していることは
自分自身でも主観から離れ、
客観的に理解することができます。
しかし、師弟関係における師のように
マスターとは言い切れず、
まだまだ途上であるとも理解しています。
その途上であっても、
自分の息子はどんどん年齢を重ねていきます。
だからこそ、
躊躇することなく、
今もっている自分のすべてを託すつもりで
接する必要があると再確認させられました。
師匠が弟子にすべてを託すように
自分がもっている人生観を
全て受け渡す作業をする必要があり、
そのためにはもっと正面から向き合うことが
大切なんだと考えました。
師としての覚悟、自覚です。
また、もう1つの教師として。
これも同じように
自分の教育的な技術をさらに磨きをかけ、
その技術をもっともっと
子どもたちにたくすべく
修行をしてもらう空間をつくっていかなければ
という思いが沸いてきました。
修行というと言葉が荒いですが、
TJとしての教育をしっかりと理解し、
また人生観をも高めてもらうという意味で
修行という言葉を使っています。
ただ来ていればいいという状態になるのではなく、
1人1人に真剣に向き合って、
弟子を育てるつもりで心を込めて接する必要がある
と再認識しました。
スターウォーズ エピソード1を
ちょっとした興味から見ましたが、
ここまでに自分に気づきをもたらしてくれるとは
全く思ってもいませんでした。
また一皮むけた気がしていて、
その思いを整理したくてブログに書きました。
では。