2017年も有名人の悲報を耳にする機会がありますね。
2017年の上半期で特に心に残っているのが、
藤村俊二さん、松方弘樹さん、野際陽子さんです。
また、心に残っているだけでなく、
どこか他人事のように流せず、
心にドスンと響くようなものがあります。
毎年、テレビなどで有名人の死去の知らせは
確実に目にしています。
自分がまだまだ年齢など気にすることのない
若い頃ならば、
その知らせはどこか自分とは
すごく距離感があり、
ちょっと他人事のような気がしていました。
その有名人の活躍する場面は
リアルタイムで目にすることはなく、
死去された後のテレビで流されるときに
はじめてみるということが多かったからでしょう。
でも、最近亡くなった方々は
自分がリアルタイムでテレビを通して
活躍されている場面を見ていた人たちです。
だからこそ、
亡くなられたときの重みが
今までとはずいぶんと違い、
死というものを遠い場所での他人事ではなく、
ふと通りを挟んだ近場で起きたような、
自分が本当に知っている人が亡くなった
という感じがするのです。
自分から感覚的に距離が近い人の死は、
40歳という人生の半分を生きた自分にとって
死というものが思った以上に身近に潜んでいるということを
実感させるものです。
死のことを考えるのは重すぎるから
避けられるなら避けたいなという思いもあります。
でも、避けていても
こうやってテレビを通して
リアルに感じる場面は
これからも増えてくることでしょう。
だからこそ、死から目を逸らしているより、
しっかり受け止めた上で、
日々を大切に生きた方が良いのかな
と思っています。
まだ2017年は半分。
縁起でもない話ですが、
残り半分はどのような悲報を耳にすることになるんでしょう・・・