2019年8月7日水曜日
大食い番組で残すタレントとアフリカで餓死する子
有吉ゼミという番組の中では
大食いチャレンジのコーナーがあります。
毎週のようにやっているようなので、
日本人にとってニーズがあるんでしょうね。
何かにチャレンジする人は素敵だし、
応援したくなる気持ちがあるのもわかりますし、
自分も楽しんで見ていた時期もありました。
ただ、世界の現実を知れば知るほど
大食い番組が楽しめなくなる自分もいます。
誰もが世界と日本を同列で語る必要はなく、
目くじらを立てる必要もないことなんでしょうが、
大食い番組で「もう無理!ギブアップ」と言って
大量の食べ物を残すタレントを見ていると違和感があります・・・
まさかスタッフが残りを食べるわけは無いでしょう。
大食いチャレンジの食べ方だから
ぐちゃぐちゃな状態のあまりものです。
同じ地球上には骨と皮だけになり、
目を開ける力すらなくなってしまっている子供たちがいます。
味のないパンのひとかけらですら、
喉から手が出るほど欲しい子供たちです。
まさに放送中に餓死してしまっている子供たちもいるでしょう。
そんな中、大食いチャレンジをして、
大量に食べ物を残しているのを見ていると
食べ物は豊かなんだけど、決して心が豊かだとは言えないな。
そんな気持ちが沸いてきます。
こんなことを言ったら堅苦しい人みたいだけど、
別に強い気持ちで「こんなのはダメだ!」
って言いたいわけではありません。
個人的な感想として、
大食いで残すのは経済的な豊かさの象徴であって、
心の豊かさの象徴とは対極にあるのかなって思っているということです。
あの1人のタレントが残した大量の食べ物だけで
アフリカの子供たちが何人救われるのだろうか・・・
そんなことを考えずに笑っている方が
ひとりの人間としては幸せなのかもしれませんね。
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