2019年8月24日土曜日

ブラジルの熱帯雨林の火災を教師目線で見る

ブラジルの熱帯雨林が燃えている。


そんな情報は耳にしていましたが、
具体的にどれくらいの火災かは知りませんでした。



この地図を見て、驚くというか、茫然というか、
情けないんですが「やばい」という言葉しか出てきません・・・


昔同じような気持ちの時がありました。


湾岸戦争のときです。
テレビで写される映像はどこか映画のような他人事のような感じがしました。


今回のブラジルの熱帯雨林の火災も
どこか実感がなく、
テレビやネットの中の情報の一部のような・・・



でも、直視しなければいけないことだと思い改めて
今ブログを書いています。


情報は限られていますが、
牛肉を生産している農家の方は
広大な牧場が必要なため、
ブラジルの熱帯雨林を燃やしているという事実もある
ということがわかりました。


今回の森林火災の原因はわかりませんが、
自然発生以外に人為的なものもあると言われています。


地図で火災の場所を見る限り、
点々としていて人為的なものを感じます。


アマゾンの熱帯雨林は地球の酸素の20%を供給しているって言われていて、
さらに森林の中には二酸化炭素が保管されているので、
燃えてしまうと二酸化炭素が放出されてしまうんです・・・


地球温暖化、二酸化炭素量の増加などが問題となっている状況で、
この森林火災は地球にとっての大ダメージです。


今までよくあるような言葉だけの大ダメージではなく、
真剣に、本気で大ダメージです。


ここまでいくと人間の手では止めることができません。


今も燃え続けているということなので、
果たしてどこまでアマゾンの熱帯雨林が消失してしまうのか
想像できない恐ろしいレベルです。


人間という生き物は地球上で万物の霊長というくらい知性的な生き物です。


ただ、知性と徳性は一致してはいないので、
利己的になってしまうと、牛のために森林を燃やすとう
知性的がゆえに非知性的な行為に走ってしまいます。


牛肉を食べる私たちにとっても無関係なことではありません。



持続可能な発展。


国連では持続可能な開発目標(SDGs)が
未来の社会のために掲げらています。



でも、世の中にはまだ浸透していないようです。


もちろん、子供たちにも浸透はしていません。



今回のブラジルの熱帯雨林の火災は、
自分もいち教育者として、
未来の社会を担う子供たちを育てるにあたって、
何を伝えるべきかを考えさせられる事件です。


人間にとって何が大切なことなのか。


教育において最優先されるべきことは何か。


地球に生きる人間として大切な共通項を
しっかり育ててあげる必要があるんだと思います。


そのためには自分自身も
そのような地球人であることが求められているはずです。


地球人・・・

簡単な言葉ですが、
考えると奥が深い。


国を超えた地球に生きる人類にとって
普遍的な身につけるべきことは何か。


考え続けています。

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