2019年8月22日木曜日

タイで感じる人種差別


友達家族と一緒に行ったフアヒン旅行ですが、
お互いの家庭はお手伝いさんも一緒でした。


お互いの家族の考え方としては、
お手伝いさんも一緒に楽しもうというものでした。



私はお手伝いさんを差別する意図はありませんが、
タイを見ている限り、差別を感じる場面が多々あります。


しかし、その差別の差とはいったいなんなんでしょうか。




我が家も友達家族もお手伝いさんの国籍はミャンマーです。


タイ語はペラペラです。
文字の読み書きもできます。


学校に通ってタイ語を勉強したわけではなく、
完全な独学でマスターしています。


その時点で語学に関しては私たちより上なんです。


ただ、この上だの下だのという考え方が
差別の始まりなのかもしれません。


同じ人間。


ただ生まれた環境が違うだけ。


経済的に発展途中の国に生まれたのか、
先進国と呼ばれる国に生まれたのか、
たったそれだけの違いがゆえに、
立場が固定化されてしまっている世の中が、
今目の前にあります。。。


お手伝いさんはタイ語がペラペラですが、
タイの企業で働くことはできません。


学歴がないからですし、
そもそもミャンマー出身だからです。


それだけで差別が生まれ、
経済格差が生まれてしまいます。



考えてもきりがないことですが、
これは事実として受けとめていく必要があります。



私たち日本人は偶然日本という国に生まれ、
経済的に裕福な境遇になれただけ。


その境遇に胡坐をかいて、
ふんぞり返ってしまっている人も見かけることがあります・・・。


日本人の良さを忘れてはいけないと思います。


謙虚に。誠実に。


まだまだ自分という人間を磨いていく必要があるのかな
って今回の旅行中に考えていました。


私たちの子供たちが大人になるころの社会では、
より平等な世の中になっているでしょうか。


そうなるように教育していく必要があるし、
そのために自分たちは生きている気もします。


よりよい社会を担う人材を育てるために。

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