2018年9月21日金曜日
無慈悲なバンコクの渋滞
雨の影響なのか何の影響なのか
もうここまでくると何なのかわからないし、
わかろうとする気力すらなくなってしまうバンコクの渋滞。
本当に無慈悲でした。
昨日はすいすい流れていたと思えば、
今日はどん詰まり。
急に車が空から沸いてきて、
道路を埋め尽くしたのか?
と思うくらいこんなに違いが生まれる理由がわかりません。
日本だったら、
この通りが渋滞しているとある程度特定できるんだけど、
バンコクはすべてが詰まるんです。
スクンビットからペップリー通りまで
全てが詰まります。
こうやって理不尽な渋滞で
人々の心は鈍化していくんだろうな。
自分も含めて。
おかしいんじゃない?
という声すら発しなくなり、
車の中でただ携帯を眺める。
ただ、信号をぼーっと眺める。
これは先日息子の空手の試合の時も感じた。
朝8時くらいから集まって
試合をやっているのに、
終了時間が夜の8時半です。
予定終了時間は午後5時半くらいでした。
でも、大会運営側は焦る気配すらみせないでダラダラ。
観客も不満の声をあげるというよりは、
ただ成り行きを見守っているというおおらかさ。
朝から小さい子だって参加しているのに、
この状況をおかしいと思わないのか?
と憤りを感じていましたが、
途中からその憤りにも疲れて、
心の中で苦笑いするしかできません。
自分ではどうしようもないから。
こうやって無力感をおぼえた人たちって
鈍化していくんだろうな。
バンコクの渋滞だって同じ。
もう自分たちの力では
どうしようもないということ、
マナーの悪い運転手は別次元で生きているんだとでも
言わんばかりの無視。
心が鈍化しているんだろうな。
鈍化しないとストレスで自分がやられる。
それがバンコクの渋滞です。