2018年9月16日日曜日

コンプレックスを武器にする。

コンプレックスに押しつぶされそうになる人がいて、
その一人にゆりあんレトリィバァというお笑い芸人がいる。


ユリアンレトリバー
※アナザースカイより


Another Skyを毎週欠かさず見ているのですが、
お笑い芸人のゆりあんレトリィバァがゲストで
出演していました。


思い出の地にニューヨークを選び、
そこでの思い出を語るんですが、
いちいち笑いをちりばめてきます。


誰も傷つけない
純粋なお笑い。


番組が進んでいくと、
ゆりあんがニューヨーカーを笑わせたいといいだす。


別に番組としては、そんなチェレンジをしなくても
十分成立しています。


でも、プレッシャーがかかることを
あえて自分からやりたいという姿勢からは、
お笑いに対する貪欲さ、向上心、チャレンジ精神の強さを
うかがい知ることができます。


ニューヨーカーを前に
大爆笑とまではいかないけど、
まずまずうけていた舞台でした。


もっと面白くなりたい。


この強い信念はどこからくるのだろうか。
他人が見ていても
彼女にとってお笑いが天職だとわかります。


彼女の信念の底には、
笑いはすべてをポジティブに変えるから
大好きだという思想がある。


ゆりあんは自分にコンプレックスを抱えていた。
でも、お笑いに出合い、
お笑いではコンプレックスだと思っていたところが
武器になるということを知った。


コンプレックスも悲しみも
負のものを全て笑いに変えてくれるお笑いという仕事。
彼女がお笑いを愛する理由は
彼女の中ではゆるぎないんだなと伝わってきました。


教師としての信念は、
ゆりあんに負けずともっているだろうか。
そんなことを自問せずにはいられない番組でした。


ゆりあんのお笑いに純に頑張っている姿に刺激を受け、
自分も教師として頑張ろうと思えた良い回でした。