ITの発達で、世の中が便利になりましたよね。
ガラケーがスマホに変わっただけで、
働き方から人付き合いの方法まで
ガラっと変わりました。
便利になればなるほど、
人は楽することができます。
楽なことは良いことだ。
労力が少なくてすむし。
なんて簡単な話ではなくて、
近い未来に人間の仕事が
どんどん減っていく可能性がある
なんてことが言われています。
ITが最先端の国の画像ではありません!
この写真は、タイのショッピングセンター内の
マックの中にあったものです。
まだ主役とは言えない場所ですが、
レジが混雑しているときに
利用しているお客さんがいました。
で、このパネルやレジで注文すると、
銀行の様に整理番号がレシートに書かれていて、
呼ばれる仕組みでした。
タイを馬鹿にしているわけではないんですが、
まだまだ「これから」の国だと思っていたら、
すでにこんな技術が導入されているとは・・・
マックのレジが無人化になる日は
そう遠くない未来だなって感じる光景でした。
レジのような
誰でもできるような仕事は
なくなるということを象徴しているようです。
未来は仕事が減っていくというのは
遠い話ではなく、けっこう近いリアルな
話になっていると感じました。
ただ、第一段階で減るのは、
レジのような単純労働なはずです。
なので「単純労働はいらない」という
未来のメッセージに対応した
子育てやら教育をしないといけないんです。
ただ、命令されたことをこなす人は
必要ないと判断されるか、
安い賃金の国に職を奪われるか、
国内でも安い賃金でないと働けないというわけです。
なぜ外国に職を奪われ、
安い賃金でしか働けないか。
同じ仕事を中国では時給300円でやってくれ、
日本だと時給900円になるなら、
経営者なら時給300円でつくりたくなります。
なんで時給900円払うのかと言えば、
それに見合ったクオリティが確保されるからなんですが、
大量生産でつくるものに
クオリティもへったくれもないです。
マックのポテトはどこでつくろうが
マックのポテトです。
時給が2倍でも2倍うまいポテトはつくれません。
冷凍ポテトであれば、
中国でつくろうが、日本でつくろうが
消費者にとってはどうでも良いわけです。
だったら、安い賃金の方が
経営的には良いという判断になります。
未来の日本は外国人労働者が
増えると言われています。
すると、国内にいるにも関わらず、
単純労働しかできない日本人は
外国人労働者の方が賃金が安いので、
職からあぶれる形になる可能性も高くなります。
あぶれたくなければ、
外国人労働者と同じ賃金で働かなければ
ならなくなるわけです。
単純なことしかできない人にとっては不安な未来でも、
自ら考える力をしっかり育てる教育をされた子は
逆に、自分の力を発揮しやすい未来になるでしょう。
単純な作業に自分の思考を使う必要がなくなるからです。
例えば、個人経営をしている自分にとって、
ドライバーさんの問題は多々あります。
それが自動運転になってくれたら、
思考がうまれます。
銀行の支払い業務なんてのも
自動化されて、高速化されるなら
違うことに時間を使えるようになります。
単純な労働しかできない人の職がなくなる。
そのような教育を受けている人が苦しむようになる。
これは良い悪いなんて簡単な話ではなくて、
冷静に社会の流れを見ていて、
事実なんじゃないかなって思うんです。
ちょっと軽いブログの趣旨から
ずれて来てしまうんで、
ここら辺で考えるのをストップしますが、
そんなことを考えさせられるマックの光景でした。