2017年3月18日土曜日

朝、希望を持って目覚め 昼は懸命に働き 夜は感謝と共に眠る。


朝、希望を持って目覚め
昼は懸命に働き
夜は感謝と共に眠る。


友達のフェイスブックに載っていた言葉で、
調べてみたら、
麻生大臣が国会で話した言葉だそうです。


とっても素敵だけど、
このように生きている人って少ないんじゃないかな。


失望と共に目覚め、
死んだ魚の様な目で働き、
また、失望と共に眠りにつく。


逆にすると、こんな悲しい言葉になりますが、
これに近いような生き方になってしまい
苦しんでいる人の方が多いんじゃないでしょうか。


相当に辛いだろうけど、
大人になって、家族などいろいろ背負うものもでき、
逃げるわけにはいかない立場になります。

辛いと思いながらも進まなくてはいけない。


辛い辛いと言っていても
明日はまた来るし、
家族のためにも頑張るしかない。


そんな生き方をしている人だって、
抜け出せるなら抜け出したいと
多少は感じているはず。


でも、動き始めた列車のスピードは速く、
しかも両隣にも同じような列車が猛スピードで走っている状態。


流れから降りたくても、
降りるわけにもいかない。。。


自分の周りにそんな苦しんでいる人がいるなら、
抜け出せるために、
何か手伝えることができたらなと考えています。


私が経済的に裕福であれば、
そんな心の余裕もできるかもしれない。


自分は経営者ではあっても、
大規模でやっているわけではないから、
そこまで余裕があるわけではありません。


塾を大きくするかと言われたら、
昔はちょっとは考えたことがあるんだけど、
自分の価値観からは違うなって思って、
拡大路線は進まないことにしました。


時々朝ごはんを買う屋台。

すごくお客さんが集まる屋台です。
でも、私は10B分のパンしか買わないし、
周囲の客もその程度の買い物しかしていません。


決して経済的に裕福そうな屋台ではないけど、
確実にお客さんを喜ばせる仕事をしていますし、
お客さんと談笑しながら楽しそうにしています。


あんがい、経済的には下かもしれないけど、
この屋台の人たちの方が、
麻生大臣の言う生き方に近いのかもしれない。

アイフォンなどのIT機器を駆使して
走りまわている人の方が
死んだ魚の様な目をしている
なんてこともあるかも。


自分は、この屋台の人たちのように、
大きくなくても
人を喜ばせる、自分が喜べる仕事がしたいんです。


街角にひっそりとある店。
でも、びっくりするくらいの職人がやっていて、
行列ができるような名店。


大規模ではなく、小規模だけど、
びっくりするくらいのクオリティの塾を
目指しているわけです。


苦しんでいる仲間がいるなら救ってあげたいけど、
その列車から飛び降りるように
勇気づけたとします。


でも、飛び降りたことが、
その人の人生で必ずプラスになるなんて
保証はできません。


その人の人生の責任を負えるわけでもないので、
やはり、見守るしかできなそうです。


でも、若い人で何か苦しみを覚えている人が
このブログを見ているなら、勇気づけたいと思います。


もしまだ家族など守るべき人もいなく、
自由がきく身なら、
大きく方向転換してもいいんだよと。

人生は1回しかないんだし、
後悔しないように。


でも、ある程度の年令になり、
家族などができ、
失望の中で身動き取れない人がいるなら、
せめて、その仕事の中で
楽しみを見つけるしかないんだと思います。


誰かの役に立たない仕事なんて
この世には存在しないはず。


お金が発生しているということは
きっと誰かの笑顔につながっている。


その笑顔をどこまでリアルに想像できるか。
そこが自分がやっている仕事に価値を見いだせる
ポイントだと思います。


それでも、何も見いだせず、
毎日がただ苦しいのであれば、
列車から降りる決断も必要だと思います。


責任がある守るべきものがある立場でも、
老後の自由のために今を犠牲にするなんて
人生がもったいない。
1度しかないんだから。


もし、老後が自分が思っていたように
長生きできるとも限りませんし、
寝たきりになるかもしれません。


老後はハッピーなんて決まったわけでもありません。


転職で給料が下がることが怖いかもしれません。
でも、輝いた目で働けるなら、
きっと、低い場所から高い場所にいけるはずです。


好きなことなら、
努力が苦でなくなるから上に行きやすいから。


でも、身動きとれない辛さは
立場上、よくわかるので、
いつか自分が何か塾以外の分野で
経済的に余裕ができたら、
手助けしたいと考えています。


知り合いの人には笑顔でいてほしいし、
お互い笑顔同士で語り合えた方が
より人生が楽しくなると思うからです。


そのためにも、自分もまだまだ頑張ろうと思います。


そして、今苦しんでいる人は
アントニオ猪木のように
どんなに苦しい逆境でも
最後は逆転卍で勝利!
というような状況を目指してほしいと思います。