ニュースを見ていたら「何が良い」「何が悪い」
と白黒つけたがるコメンテーターが多い気がします。
その方が見ている人もわかりやすいからかな?
ただ、この年まで生きていると
世の中そんな白黒割り切れるものではないなってことが
知識ではなくて実感としてわかってきます。
白 灰色 黒
この灰色だってすごい層になっています。
それを白黒というからには、どうしても視点が偏ってしまうというか、
視点が狭くなってしまっているのだと思います。
良い。悪い。
そんなことは当事者にしかわからないこと。
被害者だったり加害者だったり。
良い、悪いという思考をすぐにする人は、
自分に対しても良い悪いをすぐにしてしまうはず。
そして身近にいる人に対しても。
それが子供だったら質が悪い。
良い。悪い。
子供なんてそんなはっきりと分かれるわけがありません。
そもそも人間全体がそう。
悪い人の中にも良いがあり、
良い人の中にも悪いがある。
そのことを認めてあげることが生きやすい社会をつくる
第一歩なのかなって思います。
ただ、なんでもオッケーというわけではありません。
そこに人の感情は複雑に絡み合ってくるので、
オッケーなんて言えるはずがありません。
ただ、世の中は白黒はっきりつくことは
そんなになく、また良い悪いとはっきり分けることができることばかりではないのかな・・・
そんなことを考えるのです。
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