ニュースを見ていたら、
耳慣れない言葉が飛び込んできました。
アメリカの国防省が
中国が自らを「北極隣接国家」だと名乗っているけど、
そんなことは認めませんよと発表したとのことです。
北極近接国家とは何か?
調べてみたんですが、
北極というのはいちおう、国際海洋法で
主権が5か国で分担するように決まっているみたいなんです。
その5か国が
アメリカ、カナダ、ロシア、デンマーク、ノルウェー
いちおう、北極近接国家なる言葉は中国が言い出したのかな?
たぶん、主権国家という言葉は定義が決まってしまっているから、
違う言葉を使って、何とか北極のうまみに飛び込もうとしているようです。
要するに
「北極近接国家というのは何か?」
ということを説明するなら、
「北極に対して影響力が強い国ですよ」
といった感じでしょうかね。
近隣って・・・
さすがに無理ありますよね(^^;
全然接してないし・・・
だったら日本の方が近接だし・・・
今までの中国の動きを見ていたら、
アメリカが待ったをかける意味もわかりますよね。
南シナ海での領海の拡大だったり、
尖閣諸島問題だったり。
曖昧にしていると、どんどん国際法とかは関係なく、
実効支配してきていますからね。
北極に対しても、この北極近接国家という表現を
そのままにしていると、どんどん北極にガブリ寄ってくる
なんて簡単に予想できますよね。
すると、北極圏の海洋資源をガンガン採集してくるでしょうし、
近辺を軍事ルートに使用したり、
もしかすれば、ロシアと共同で資源開発やら軍事訓練などが
行われてしまえば、どんどん北極での力が拡大していき、
北極の主権国家の立場も危うくなりますもんね。
最近、アメリカと中国の対立がどんどん過激になってきていますね・・・
アメリカが台湾を国家として認めたなんてニュースも
Twitterで飛び込んできました。
中国は前々から台湾に関して余計な干渉をしてくるなら、
干渉してくる国には容赦はしないと宣言していましたよね。
アメリカが台湾を国家として認めたというニュースは
まだはっきりとしたソースを見ていませんが、
本当だとしたら、
ますます対立は激化し、
下手をしたら・・・
穏便な話し合いで解決してほしいですが、
どうもアメリカのトップと中国のトップは
折り合いがうまくつかなそうな・・・
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