2019年6月26日水曜日
マイナス思考は人間の生きる力
SNSに動画を投稿しようとして、
バク宙に失敗して命を落としてしまう
という人の記事を見ました。
バク宙ができるのであれば、
動画で投稿したいという気持ちはわかります。
で、失敗したバク宙は、補助する相手に
足を支えてもらってからのバク宙でした。
いつもはバク宙ができていたのかもしれませんが、
相手に足の支えをしてもらってからのバク宙ということは、
もしかしたら失敗してしまう可能性だってあるはずです。
その「もしかしたら失敗する」ということを考える力は、
人間に予め備わっている危機意識だと思います。
危険察知能力とでも言うんでしょう。
人によっては「マイナス思考」として嫌われてしまうのかもしれません。
「もしかしたら失敗するかも」
という考えは、確かにマイナス思考ではありますが、
この思考があれば、
無謀なバク宙をして命を落とす必要もなかったわけです。
私も一時期、マイナス思考は悪だと思っていたことがありました。
自分も高校のころバク宙が出来ていて、
海に行ったとき、砂浜でやったことがあります。
足場が悪く、力が分散してしまうのか、
失敗しかけたことがあり、その恐怖心がこびりついていて、
二度とやることはありませんでした。
当時はマイナス思考なんてなく、
いけるでしょ!ってノリでした。
でも、年を重ねるにしたがって、
マイナス思考は人間が本来もっているべき
生きるために必要な能力だという認識に変わってきています。
ただ、もろ手を挙げてマイナス思考をOKとしているのではなくて、
ある程度の条件があります。
命を落とさない程度のことであれば、
未知なことに対するマイナス思考は抱えたまま、
その原因となる部分を減らすよう
努力する姿勢をもつという条件です。
その条件のもとであれば、
マイナス思考ってのは、
人間にとってとても大切な生きる力なのかなって思います。
このブログを読んでいる人の中には
若い人もいるのかな?
飲み会などで無謀なイッキなんて友達に強要するのは
止めておいた方が良いですよ。
動画投稿でふざけたものをノリで投稿しようとしていませんか?
グループラインなどで友達を貶める投稿していませんか?
もしかしたら・・・
というマイナス思考を忘れずに。
相手の人生、自分の人生を一生レベルで狂わすこともある
ということを忘れずに。
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