2016年7月3日日曜日

天才ではないイチローから学ぶ生き方

野球場の写真

今更ですがイチローが日米通算ヒットでピートローズ氏がもつ
元大リーグ最多安打記録4256を更新しました。


アメリカでは否定派の意見も目立っていますが、
私にとってはそんなことはどうでもいいんです。


何よりすごいことは
イチローが40歳を超えても現役でいて
さらに大リーグという厚い選手層の中で
未だにトップレベルで活躍しているという事実です。


イチローは自らのことを天才だとは表現されることを
好みません。


直観でプレーしているのではなく、
しっかりと自分の行動を分析する。


その分析に裏打ちされた理由を次の行動にいかす。


理論があるから再現性がある。


再現性があるからこそ
説明のつかない天才肌ではなく
努力で身に付けた技術であると言えます。


イチローは天才だから
あんなすごいことができるんだよ・・・
俺には無理。


という簡単な言葉でイチローの偉業を片づけることは
自分の努力不足の言い訳に過ぎません。


イチロー選手の
修行僧とまで形容されるほどの
圧倒的な練習量。
それが偉大な記録を支えているのは事実。


目標が明確になっていて
その達成に向けて一途に努力を継続できる。


さらに努力の方法を常に改善し続ける。


このプロセスを実行できる人は
どんな分野でも頭一つ抜けてくるものですね。


天ぷら職人の早乙女哲哉さんであれ
寿司の小野二郎さんであれ、
何か1つの分野で
徹底的に高みを目指している人は
本当にかっこいいと思います。


自分の生活を振り返ってみると
恥ずかしい限り。

右往左往。

いろいろなことに注意を奪われ、
目標達成に向けて使う時間は
彼らに比べると圧倒的に少ないです。


高みを目指しているなんて
口が裂けても言えません。


まずは生活を改善すること。
そこからスタートしよう。
考えさせられました。


イチローと同じ時代に生まれ、
歴史を直視できることは幸せなこと。


少しでも近づけるように
頑張ろうと心新たにしました。