2018年1月9日火曜日

個性的な人間であるということ~成人式に思う~

金曜から塾はスタートしているけど、
週の始めだからか本格的にスタートしたという気分があります。


朝のバンコクは25℃で、快適な温度。

目の前を走る果物を売るバイク屋台。
昔、母親が言っていた
「朝の果物は金」なんて言葉が
ふと脳裏をよぎりました。


午前中は仕事をしていましたが、
ホームラン級の眠気に襲われてしまいました。


この歳になってくると、
その眠気に戦うことが本当に難しい。


睡魔の戦闘能力の高さにひれ伏するように
ベッドに横になってしまい、
1時間ほど寝てしまいました。


昨日は鼻水が異様に出て風邪っぽかったので、
そのために体が睡眠を欲していたんだと思います。


目覚めたら驚くほどスッキリしていましたが、
その分、失った時間を取り返すべき、
気合いを入れて仕事をしました。


お昼はお決まりの喫茶店に。


そこでネットニュースを見て気付いたことが
1月8日は日本で成人式だったということ。


自分たちの成人式は大雪でした。
当時は足が痛く辛かったんですが、
今でも毎年強烈に思い出せる記憶になっているから
大雪に感謝。


パリッとしたスーツの男性、
晴れやかな着物の女性は良いとして、
相変わらず目立とうとしている成人もいるようです。


他人と違って個性的でありたいんでしょうね。


個性豊かな子という
バンコク日本人学校の学校目標がありますが、
私は大いに賛成しているものです。


が、個性豊かというのは
気をつけなけばならないのは、
ありのままでOKという逃げに使ってはいけない
文言だということ。

さらに他人と違った服装、言動をして目立つことでもない。


個性というのは、自分を磨きに磨いた上で
徐々に突出した部分として現れるもの。


そう思って自分を磨き続けたからこそ、
光り輝いた本物の個性が発揮されるんだと思います。


ありのままというのは、
磨きぬいた人のみが語れる言葉。


磨きぬいて個性が際立ったからこそ、
ありのままでいても、
自然と個性的になっている
というようなものだと思う。


服装や言動で目立ちたいというのは、
個性的というより、
ただ幼いだけ。


自分も個性的ではありたいですが、
個性的ということはいったん横に置いておいて、
何事も精一杯努力をする。


その結果として、
他の人と比べて圧倒的に飛び出てくる個性をもつ人間
であれたらと思います。


塾が終わって家で夜ご飯を食べていました。
その時に見たテレビはNHKの大河ドラマ「西郷どん」。


第一回は主人公の幼少期の物語でした。
非常に面白い内容でした。


渡辺謙さんの島津斉彬が理屈抜きにかっこいい。

西郷さんの子役時代のエピソードも
これからの西郷さんの人格形成につながることが
しっかり描かれていて、
次の日曜が待ち遠しくなる内容でした。


陸王ロスだったので、
非常にありがたい大河ドラマだと思った夜でした。