2016年6月8日水曜日
バンコク日本人学校授業参観
昨日はバンコク日本人学校に通う息子の授業参観。
ありがちな発表形式の授業かと思ったら
子どもたちが発表内容を創り上げるところも
しっかりと見せてくれました。
がっかりする授業参観は
ただグループごとの発表で、
数分発表が終われば、
あとはずっと座り続ける状態のもの。
今回は発表を作り上げるところが
見えたので子どもの様子をしっかり見ることができました。
とても良い授業でした。
職業柄、ちょっと厳しい目線で見てしまいがちですが、
先生方が今できる範囲で一生懸命やっているのでしょうから
授業内容の良し悪しなど細かいところは
できるだけ気にしないようにしています。
一生懸命さが伝わってきて、
子供たちがしっかり頑張ってくれていたらそれでOK。
一人一人の先生が
保護者のクレームを恐れることなく
もっともっと色を出してほしいなぁ。
先生の色を感じる授業参観だったら
もっともっと見に行きたいです。
各クラスが一緒の内容をやっていて
隣の部屋から全く同じめあてが聞こえてくるのは
なんか寂しいんですよね。。。
廊下で夫婦で語り合っている保護者の声が
耳に届いてきました。
「教室に入らなくても隣のクラス見てたらわかるな」
この一言が保護者の気持ちを表しているんじゃないかな。
保護者としては別に気をてらった授業をしてほしいわけではなく、
普通の、本当に普段通りの授業を観たいんですよね。
そこに子どもの本当の姿が出るので。
それにしても先生たちは大変です。
色を出すとスタンドプレーと言われ、
色が無いとつまらないと言われ、
そんな評価の板挟みにあっている先生もいるのかもしれませんね。
そんなことを親の立場から考えた1日でした。