ちょっと気になったことがあります。
某スポーツジムのCMで
太った状態から痩せた状態に変化した芸能人を
BGMと表情でインパクト大で伝えられているものがありますよね?
これは塾でも一時期子どもたちがBGMを歌うほど流行っていましたし、
みなさんも一度は目にしたことがあるはずです。
教育に携わる者としてちょっぴり気になることがあります。
このCMって
「太っていることは不幸」という
間違ったイメージを伝えてしまっていないかな?ということです。
太った状態の人が
すごく落ち込んだみじめそうな表情で
姿勢も悪く暗いBGMの中で佇む様子。
製作者の意図はわかりませんが、
私には明らかに太っていることに対して
強烈なマイナスイメージが伝わってきました。
子どもたちも太った人に対して
かなり強いマイナスの印象をもつのではないでしょうかね。
私も太っていることにはマイナスの印象はあります。
ただ、このCMのような不幸っぽいマイナスではなくて、
健康面に関してです。
もし長生きしたかったり、
スムーズに動けるようになりたいなら
痩せた方が良いというシンプルなマイナスです。
でも、太っていることが不幸だったり悪いことだったり、
そのような思いはありません。
個人の自由です。全くの自由です。
ただ、太るに至るプロセスが怠惰にあるとすれば、
改善する方が生きやすいのかなとは思います。
ただ、このようなCMでは、
メリット、デメリットを伝える時間も無いとは思うので、
どうしても行き過ぎた印象操作をしてしまいがちです。
いじめは悪いと大人が言いながら、
結局、いじめの種を撒いているのも大人なのかな。
そんな気がした今日このごろです。
考えすぎかもしれません(^^;
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