新型コロナの今、ネット授業に切り替えて、
怒涛の一週間を過ごしていました。
とりあえず、ひと段落つき、
ふと仕事から手が空いたときに
顔を上げて遠い道のりを眺めるような瞬間がありました。
自分の人生について考える時間です。
タイ在住10年以上。
まさか異国でこのような世界規模の危機を経験するとは
思ってもいませんでした。
感染者数に一喜一憂する心。
今は一喜一憂することもなく、
ただ、日々自分ができる限りの予防をすればいい
という心境になりました。
タイは連日新規感染者数が30名程度に下がっています。
その一方、自分の母国である日本が
どんどん感染者数が増加していることを
異国から眺めていると不思議な気持ちになります。
タイも同じような時期があり、
どんどん閉鎖が発表され、
飲食店は閉まり、デパートは閉まり、
もちろん塾も閉まり。
先日はセブンイレブンの前でマスクをしていない
おじいちゃんが入れてもらえない姿を見ました。
入り口はどこも検温です。
温度が高いと入れません。
夜は10時以降外出禁止。
国民のかなりの人が苦しみを伴う
業務改革をしてたり、
行動制限したりして、
やっと30名程度になりました。
ただ、ここで閉鎖をやめたとき、
いったいどうなるか・・・
日本もこれから同じ道を歩むのかと思って眺めていたら、
自粛という緩めの処置ですね。
日本は国からの強制を嫌う歴史的背景があるので、
なかなか厳しいのでしょうね。
自粛でどれだけ抑えることができるか。
経済的に、組織的に自粛したくてもできない方もいるでしょうし。
ここが日本の正念場ですね。
なんとか、なんとか、減少に転じてほしいと
タイから願っています。
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