2019年4月14日日曜日

来世があるなら技術職【宮崎駿監督の風立ちぬを見た感想】

技術職は素敵だな。


宮崎駿監督の「風立ちぬ」を見ての感想です。


主人公が定食屋で注文したサバの骨を見て、
その流線形が飛行機技術と共通しているところがある
と没頭して考える姿。


初仕事でいきなり任された仕事に
自分の使い慣れた仕事道具である
製図の定規を取り出し、即座に作業に没頭する姿。


技術を手にもっている人への尊敬の念を覚えます。


私は小学校の先生ということで
ある意味技術職の中に入るのかもしれませんが、
目に見える数値化できる技術とは言いにくいです。


なのでこのような飛行機という形に残る専門的な知識を
深くもっている技術職に憧れを覚えるのかもしれません。


自分の子供たちが将来どのような生き方をするか
わかりませんが、
日本の常識で正解と言われている道をただ歩むような生き方は
してほしくないなって思っています。


どこかの地点で自分の好きなことを見つけ、
その道を究めるために結果として大学を選ぶ、
結果として大学に行かない、というような
前のめりな生き方をしてほしいなって思います。


自分が若かったら何の職を手に入れるかな・・・


ロボット開発なんて花形な道に進むべく
技術職の道を進んでみたいです。

ただ、ベンチャーが多いでしょうから、
仕事についたら本当に死に物狂いの日々でしょうね。


死に物狂いに耐えるためにも、
自分が本当に心から好きだって思える仕事を
子供たちには見つけてほしいですね。


ブラックが云々とか話題になっていますが、
それはやらされている仕事だから
待遇ばかりが気になるという側面もあると思います。


もし、自分から本当にやりたい仕事であれば、
ブラックなんて言わず、
気づいたら自ら残業しているものでしょう。


決してブラック企業を賞賛しているわけではありません(^-^;
労働環境が悪いことは直されるべきですが、
こと個人の話としては、
自らブラックな働き方をしている人は
別に問題ないと思うのです。


私も日本人学校で教師をしていたときは、
朝7時から夜10時まで学校にいて働いていたことはザラでした。


「没頭できる技術職は本当にかっこよく素敵だ。」
宮崎駿監督の「風立ちぬ」を見て感じたことでした。

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